道後温泉本館

所謂 道後温泉の温泉街の中央に道後温泉本館という共同浴場があります。共同浴場であり観光施設でもある道後温泉のシンボルでもあります。
「坊っちゃん湯」とも呼ばれ、地元の方からも親しまれている温泉施設で必ず訪れて欲しい場所の一つですね。

共同浴場番付という調査で道後温泉本館は西の横綱に番付されていますね。それほど評価を受ける温泉ですから温泉ファンは一度は訪れる必要があるでしょう。1994年に分化施設として国の重要文化財にも指定されています。残念ながら条例で源泉に塩素が加えられていますが道後温泉らしい風情を味わえる温泉浴場です。

観光施設の一面もあるので休憩室や土産屋もあり充実の時間を過ごせそうです。道後温泉ツアーの基本の温泉は道後温泉本館で満喫です。多くの観光客が利用している共同浴場なので特にシーズン中は混み合いますから注意が必要です。加えて利用時間が1時間なのも長時間楽しみたい方には残念な点もあります。のんびりした温泉を味わいたいと言う方は、近くに椿の湯という共同浴場がありますので利用してみるのも良いでしょう。こちらは利用料金も安く地元の方が多く来られます。

道後温泉本館は木造の造りが印象的な建物でシンボル的なイメージですが、千と千尋の神隠しという宮崎駿監督の映画の中で登場する「油屋」がとても似ていると評判です。実際にモデルとなったのかは判りませんが実物を見ていない方は、こんな建物なのだと想像してから道後温泉本館に来館されるのも面白いでしょう。
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